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2月15日、カトリック芦屋教会様にて、戦争を考えるための沖縄事前学習の一環として、『いくさの少年期』の紙芝居を朗読しました。
『いくさの少年期』は、田中幹夫さんの自伝を元にした物語です。戦争体験を語ることのできる最後の世代から、未来を担う世代へ、戦争の現実と平和への願いを伝える作品です。

★作品紹介
戦争体験を語れる最後の世代から、これからの日本をつくる世代へ。どうしても伝えたいことを、紙芝居にしました。 「絶対に勝ちます」と始まった太平洋戦争。南方を植民地にして豊かになるはずが、暮らしはみるみる貧しくなり……たった4年で、大切なものも人も、奪われていった
田中幹夫さんの少年時代の実話となっています。

今回の朗読では、紙芝居のままでは後方の席から見えにくいことを考慮し、紙芝居の絵をスクリーンに投影し、さらに効果音を加えることで、より臨場感のある朗読を目指しました。参加者の皆さんは静かに聞き入り、作品の持つメッセージを深く受け止めてくださったように感じました。
この経験を通じて、戦争の記憶を次世代に伝えていくことの重要性を改めて実感しました。今後も朗読や紙芝居を通じて、戦争や平和について考える機会を提供していきたいと考えています。また、これまでとは異なる新しい演出方法にも挑戦し、より多くの方々に響く表現を模索していきます。
改めまして、この機会を与えてくださった
カトリック芦屋教会様。
ご来場のみなさま、ありがとうございました。
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